魚に関することわざで交流が深まる

お魚

料理店の店長が卸業者に美味しい魚を卸してもらうときは、コミュニケーションが大切になってきます。お互いの間に信頼関係ができあがると、優先して美味しいサカナを卸してもらえるので、仕入もたいへんスムーズになるからです。また、相手がベテランの業者ならば、サカナに関することをいろいろ教えてもらえるようになり、仕事で自分のプラスになることがたくさん出てきます。自分のサカナに関する知識が増えて、それを客に還元でき、客との信頼関係も築くことができるようになるのです。
たとえば、日本人にとって魚は歴史的にも文化的にも深い関係があり、漁の現場にいる漁師や市場関係者は、消費者など現場から遠いところにいる人よりもはるかに豊富な知識を持っています。そういった人と接する機会の多い卸業者は、鮮魚店主よりも現場の人からサカナの生態に関することやことわざなどを、彼らとの交流の中から仕入れることができるので、豊富な知識を溜め込んでいるはずです。たとえば、イワシについては「イワシの頭も信心から」ということわざがありますが、これはイワシのような取るに足りないようなものでも、信仰心があればありがたい魚に思えてくるといったことです。実際に、今も節分の日に厄除けのイワシを柊と一緒に飾るのを習慣にしている漁師は多いのです。いつも厳しい自然と向かい合わなければならない、漁師ならではの習慣といえます。このように、魚に関することわざなどは、現場にいる人にとっては生活に密着した言葉でもあるわけです。逆のことを意味することわざに、「イワシの精進落とし」というものがありますが、これは、せっかく精進明けを迎えたのにイワシのような下魚で祝わなければならない情けなさから、努力が認められない寂しさを言っています。イワシは蔑む対象の魚でもありますが、同時に信仰を寄せる対象にもなるということで、その付き合い方の深さが感じられます。

都内でペットOKな物件探しはこちら。「約95%がペットOK!一人暮らしのデザイナーズ賃貸物件」はこちらから。

魚と食に関することわざとしては、「秋サバは嫁に食わすな」というものがあります。サバは秋に美味しくなるので、嫁に食わして贅沢をさせるようでは、怠け者になってしまうのでだめだという意味です。当然、秋の鮮魚店では、こういったことが話題に上りながら、サバが売られていきます。もちろん、本気でそれを実行しようとする人はいないでしょう。単に話題として、コミュニケーションの潤滑油的なものになるということです。ほかにも、「柳の下にいつもドジョウはおらぬ」もよく使われることわざとして知られています。その意味は、いつも同じやり方でうまくいくとは限らないということ。この言葉も、仕入れの現場では、店主と卸業者のあいだで何度となく繰り返し使われてきたことでしょう。

お魚
食中毒を起こすアニサキスと魚自体の毒

春のカツオ、夏のスルメイカ、秋のさんま、冬のあんこうなど、四季折々の旬の魚介類は大変に美味しいもので …

お魚
魚はさばく方法でいろいろ料理が楽しめる

魚はその種類によって、さまざまにさばく方法があります。また料理の仕方によっても、いろいろとさばく方法 …

お魚
居酒屋などで魚の刺身を入手する方法

居酒屋の経営を考えている方の場合では、魚の刺身をメニューとして必要に感じている方が多いものです。居酒 …